製品レポート

ゲームや動画をもっと楽しもう!おすすめゲーミングヘッドセット

接続方法や装着感、機能など注目ポイントと選び方を解説

音楽や動画の視聴、ゲームプレイなど、コンテンツを楽しむ際に音声は重要な要素だ。音声を再生するスピーカーやヘッドホン、ヘッドセットも同様に重要。今回は、ゲーミングヘッドセットに焦点を当てて製品の特徴や選び方を紹介する。

自分に合った1台を見つけて、ゲームや動画を楽しもう!ヘッドセットの選び方

どんな種類があるかを確認しよう

接続方法の違いだけでもたくさんある

念のため、先に用語を確認しておこう。本記事では音声を聞くために装着する機器のうち、イヤーピースを耳に入れて使うものを「イヤホン」、耳当てを耳にかぶせて使うものを「ヘッドホン」、マイク機能を備えたものを「ヘッドセット」と呼ぶ。これが一般的な使い方だと思われるが、厳密な定義があるわけではないため、メーカーによって別の呼び方をしている場合もある。今回扱うのはマイク機能を搭載したヘッドセットだ。

ヘッドセット選びでは、まず接続方法を調べることが重要だ。使いたい機器につながらなければ、そもそも使うことができない。接続方法によっては、用途と合わないこともある。

接続方法は、まず有線と無線に分けられる。さらにそれぞれ種類があるので、順に見ていこう。

3.5mmミニプラグ

ヘッドセットやイヤホン、スピーカーなど多くの機器で利用されている端子だ。モノラル用の2極、ステレオ用の3極、ステレオ+マイクの4極、ステレオ+ノイズキャンセル等の5極と、端子の種類によって対応する機能が異なる。オス側端子をプラグ、メス側端子をジャックと呼ぶ。

古めのPCやオーディオ機器では、オーディオ入力と出力で端子が分かれていることが多かった。現在は両機能がまとまった4極端子1個を採用することが多い。ケーブルと端子で種類が合わない場合は、分岐ケーブルで変換することは可能だ。ヘッドセット側の4極プラグを機器側の3極ジャックにつないだ場合は、マイクが利用できず音声出力のみ利用できる。

4極のプラグ/ジャックには「CTIA」と「OMTP」の2種類の規格があり、規格が合っていないと正しく利用できない。現在はCTIAが主流となっており、新しい機器でトラブルになることは少ないが、古い機器や古い機器に付属していたイヤホンなどが使えないということは起こりうる。

3.5mmミニプラグの魅力は、採用している機器が非常に多いことだ。PCだけでなくスマートフォン、家庭用ゲーム機、音楽プレイヤーなど幅広く利用できる。

USB

USB接続のヘッドセットは主にPCで使う。PCがUSB規格の「USB Audio Class」に対応していればデバイスドライバーのインストールは不要で、ほぼ全てのPCで使えるのが魅力だ。PC以外の機器でもUSB Audio Classに対応していれば利用できるが、そこまで細かな仕様は調べられないことも多い。

USB接続ではヘッドセットそのものがUSBオーディオ機器として扱われ、PC本体のオーディオ機能は使わない。そのため、PCが対応していない仮想7.1チャンネルサラウンドなどの機能を追加することもできる。またレアケースではあるが、サウンド機能が故障などで動作しないPCでも使える。反面、マザーボードが搭載しているサウンド機能が使えなくなってしまうので、少しもったいない面もある。

Bluetooth

無線接続では、Bluetoothの汎用性が高い。スマートフォンではほとんどの機器で利用できるのが魅力だ。ただし、仕組みが複雑で、少し分かりにくいのが弱点と言える。

Bluetoothは「プロファイル」という仕組みを使ってさまざまな機能を利用できるようにしている。オーディオは「A2DP」プロファイルだ。これと音声の圧縮、転送の方式を定めた「コーデック」を併せて利用し、音声転送を行っている。このコーデックによって、音質や遅延などの特性が変化する。特に標準コーデックの「SBC」は遅延が大きく、アクションゲーム等には向かない。低遅延が売りの「aptX Low Latency」コーデックや「aptX Adaptive」コーデックは対応する機種が限定される。

また、新しく「LEオーディオ」という方式も登場しているが、2023年5月時点ではまだ普及していない。

専用アダプター

ゲーミングヘッドセットで人気の方式が、専用アダプターを使った無線接続だ。各メーカーが独自の低遅延無線技術を採用し、有線と変わらないほど遅延のない音声転送を可能にしている。

弱点は、専用アダプターはUSB接続のため、USB接続のヘッドセット同様に利用できる機器が限定されてしまうことだ。

マイクの仕様も確認

ボイスチャットで効果を発揮

ゲーミングヘッドセットでは、マイクの仕様にも注目しよう。ボイスチャットをしながらゲームをプレイする場合、声がクリアに聞こえないと連携を取りにくい。ポイントは、声以外のノイズを拾いにくくする仕組みだ。

1つはマイクの指向性。マイクの性質には大きく分けて単一指向性、双指向性、無指向性(全方向性)の3種類がある。単一指向性は1方向からの音を取り込み、他の方向からはほとんど取り込めない。双指向性は前と後ろに強く、左右からの音に弱い。無指向性は全方向の音を取り込む。マイク単体の製品は、用途によってこれらの性質を使い分けている。

周囲のノイズを拾いにくいのは単一指向性だ。ただし、少しポイントがずれると急に音を拾いにくくなるため、きちんとマイクの位置をセットする必要がある。

マイクにウインドスクリーンを付属している製品もある。マイク先端にあるスポンジのことだ。これがあると、マイクを吹いてしまった時のノイズを大きく低減できる。

ただし、自分の使うヘッドセットで低減できるのは自分の声のノイズなので、恩恵があるのは通話相手。相手への気遣いと考えるとよいだろう。

特徴の異なるおすすめ4製品を紹介

それでは、実際に製品を見ていこう。製品選びでは、接続方法とマイクのほかにデザインやイヤーパッドの質感、調節範囲、音量調節などの操作、付属ソフトなどさまざまな観点がある。装着感は顔の大きさや好みなどで評価が変わるため、可能であれば店頭でサンプルを試せると良い。

独自方式で低遅延を実現
HS65 Wireless(CORSAIR)

HS65 Wireless(CORSAIR)

対応機種 PC、PS5、PS4
ドライバーユニット 50mm ネオジウム
感度 114±3dB
再生周波数帯域 20~20,000Hz
インピーダンス 32Ω@1kHz
マイク指向性 無指向性
マイク感度 -41±2dB
マイク周波数特性 100~10,000Hz
マイクインピーダンス 2.2kΩ
インターフェース Bluetooth 5.2、2.4GHz Wireless
ワイヤレス範囲 Bluetooth接続時:最大9m
2.4GHz Wireless接続時:最大15m
バッテリー持続時間 Bluetooth接続時:最大37時間
2.4GHz Wireless接続時:最大24時間
重量 275g
付属品 ワイヤレスUSBアダプター、USB充電ケーブル(1.8m)

2種類の無線接続方式に対応

HS65 Wirelessは、Bluetoothと独自方式に対応した無線ヘッドセットだ。「iCUE(アイキュー)ソフトウェア」という独自ソフトに対応し、OS上でイコライザーなどの設定ができる。「SoundID(サウンドアイディー)」による調整サポート機能にも対応しており、好みに合わせた設定が簡単に行えるのも特徴だ。

イヤーカップは大きく、耳を完全に覆うタイプ。側面に合皮、肌に触れる部分にファブリック素材を使用しており、肌触りが良い。非常に柔らかいメモリーフォームを内蔵しているため顔にフィットし、ヘッドバンド内側のクッションと合わせて装着感は柔らかだ。適度な締め付けにより、首を振ってもずれにくい。マイクは無指向性だが、開口部が口元にしかないため少し離すだけでかなり音を拾わなくなった。

付属品は充電用のUSBケーブルと独自方式の無線アダプターのみ

付属品は充電用のUSBケーブルと独自方式の無線アダプターのみとシンプル。アダプターはUSB Type-Aでの接続だ。

ヘッドバンドは長さの調節が可能

ヘッドバンドは長さの調節が可能。内側にクッションがあるため、長めに調節するとよい。

耳当て部分は後方に90度回転する

耳当て部分は後方に90度回転する。縦方向にも少し動くので、頭の形状に合わせて調節できる。

耳当て部に操作用のボタンを備えている

無線ヘッドセットなので、耳当て部に操作用のボタンを備えている。左側にミュートボタンと音量調節ダイヤル、右側に電源ボタンと接続方法の切り替えボタンがある。使わない時はマイクブームを上にフリップしておくと、それでもミュートになる。

設定はiCUEソフトウェアで行う。イコライザーを使うと音の聞こえ方を変化させられる。ゲーム用途だけでなく、音楽や映画の鑑賞でも利用できるのは便利だ。

「iCUEソフトウェア」はCORSAIRの統合ソフト

「iCUEソフトウェア」はCORSAIRの統合ソフト。ヘッドセットだけでなくキーボードやマウス、LEDストリップなど同社のさまざまな機器を制御できる。メイン画面には接続した機器が写真で表示される。

HS65 Wirelessの設定画面ではイコライザーを利用可能

HS65 Wirelessの設定画面ではイコライザーを利用可能。映画やFPSゲームなどに適したプリセットも用意されている。

「SoundID」は簡単に好みのイコライザー設定を作れる

「SoundID」は簡単に好みのイコライザー設定を作れる機能。2種類の設定を提示されて好みの方を選ぶというテストを行い、終えると自分だけのプリセットができあがるという仕組みだ。

2台の機器との同時接続が可能
VIRTUOSO RGB WIRELESS XT(CORSAIR)

VIRTUOSO RGB WIRELESS XT(CORSAIR)

ドライバーユニット 50mm ネオジウム
感度 109±3dB
再生周波数帯域 20~40,000Hz
インピーダンス 32Ω@2.5kHz
マイク指向性 無指向性
マイク感度 -42±2dB
マイク周波数特性 100~10,000Hz
マイクインピーダンス 2.0kΩ
LEDカラー RGB
インターフェース Bluetooth 5、2.4GHz Wireless、USB、3.5mmステレオミニプラグ
ワイヤレス範囲 Bluetooth接続時:最大9m
2.4GHz Wireless接続時:最大18m
バッテリー持続時間 最大15時間
重量 382g
付属品 ワイヤレスUSBアダプター、USB充電ケーブル(1.8m)、3.5mmステレオミニプラグケーブル(1.5m)、ポーチ、クイックスタートガイド

有線と無線の両対応モデル

VIRTUOSO RGB WIRELESS XTは接続方法が豊富な有線/無線両対応ヘッドセット。有線は3.5mmミニピンジャック、USBのいずれにも対応し、無線はBluetoothと独自方式の「SLIPSTREAM WIRELESS」が利用できる。これ1台で多くの機器に接続できるのが売りだ。「SLIPSTREAM WIRELESS」はCORSAIR独自の低遅延無線技術で、同社製の無線マウスや無線キーボードでも採用している。

2種類の無線方式を同時に使い、2台の機器に同時接続できるのもポイント。スマートフォンのアプリでボイスチャットをしながら、PCや家庭用ゲーム機でゲームをプレイするといったことが可能になる。マイクはHS65 Wirelessと似た仕様で、無指向性だが開口部が口元にしかない。

また、iCUEソフトウェア利用時にはドルビーの空間オーディオ「Dolby Atmos」に対応し、USB有線接続時にはハイレゾ音源の再生に対応するなど、ゲームだけでなく幅広いコンテンツが楽しめるのも特徴だ。

豊富な付属品

付属品はUSBケーブル、3.5mmミニプラグケーブル、「SLIPSTREAM WIRELESS」対応アダプター、そして持ち運び用のポーチ。マイクブームは着脱可能だ。

イヤーカップのカバーは合皮製

イヤーカップのカバーは合皮製。内部はメモリーフォームなので柔らかい。耳当て部分は横方向に180度回転し、縦方向の可動範囲もHS65 Wirelessより広い。その分フィット感はこちらの方が高い。

耳当て部には端子やボタン類を多く備えている

耳当て部には端子やボタン類を多く備えている。左側はUSB端子と3.5mmミニピンジャック、マイクブーム用端子、右側には音量調節用ダイヤルに有線/無線切り替えスイッチ、マルチファンクションボタンがある。Bluetoothのペアリングにはマルチファンクションボタンを使う。

耳当て部にはRGB LEDを内蔵

耳当て部にはRGB LEDを内蔵しており、ロゴが光る。色やパターンはiCUEソフトウェアで変更可能だ。LEDはマイクにも搭載しており、ミュート状態を判別できるようになっている。

ドルビーの「Dolby Atmos」に対応

ドルビーの「Dolby Atmos」に対応し、対応コンテンツでは音の鳴っている方向まで感じられるようになる。Windows 10/11では、マイクロソフトストアから「Dolby Access」アプリを導入すると利用可能だ。

2台の機器からの音声が同時に聞こえる

「SLIPSTREAM WIRELESS」または3.5mmミニプラグで機器と接続している場合、Bluetoothでもう1台の機器と同時に接続できる(画面は1台のPCに両方を接続したところ)。2台の機器からの音声が同時に聞こえるので、ボイスチャット機能のないゲームでも友人と通話しながらプレイ可能だ。

折り畳めて持ち運びしやすい有線モデル
Immerse GH61(MSI)

Immerse GH61(MSI)

ドライバーユニット 40mm ネオジウム
感度 107dB
再生周波数帯域 20~40,000Hz
インピーダンス 32Ω
マイク指向性 単一指向性
マイク感度 -38dB
マイク周波数特性 100~10,000Hz
マイクインピーダンス 2.2kΩ
ケーブル長 1.2m(USB)、1.0m(3.5mmステレオミニプラグ)
インターフェース USB 2.0、3.5mmステレオミニプラグ
本体サイズ 210×185×100mm
重量 約300g
対応OS Windows 10

持ち運び用にキャリーポーチが付属

Immerse GH61はMSIの有線ヘッドセットだ。耳当て部にマイクブームを収納可能、折り畳んでキャリーケースに収納できるなど、可搬性に優れている。オンキヨー製のオーディオドライバーを採用しているのも特徴だ。接続方法は3.5mmミニプラグが基本で、付属するUSBアダプターを使ってUSB接続で利用することも可能。

マイクは単一指向性。マイクブームが柔らかいので、口元に配置しやすい。USBアダプター利用時はボタンでミュート機能が利用できる。

サウンド調節ソフト「Nahimic for Headset」に対応しており、コンテンツに合わせて音声の特性を変更できる。基本的な使い方は用途に合わせてプリセットを選ぶだけと簡単。プリセットを選んだ後で、さらに好みに合わせて効果の強弱を調節することも可能だ。

豊富な付属品

付属品はイヤーカップ用クッション、USBアダプター、キャリーポーチ。イヤーカップ用クッションは表面がファブリック素材になっており、装着済みのプロテインレザー製と交換して肌触りを変化させられる。

耳当て部分は横方向に90度回転する

耳当て部分は横方向に90度回転する。HS65 Wirelessとは反対に、前方に向けて回る。

耳当て部分は内側に向けてたためる

耳当て部分は内側に向けてたためるようになっている。ポーチを使わない場合でも持ち運びしやすい。

マイクブームは耳当て部に収納可能

マイクブームは耳当て部に収納可能。ミュート機能はなく、ポーチに収納する時に使う機能と考えてよいだろう。

仮想7.1チャンネルサラウンド機能を利用できる

付属のUSBアダプターはヘッドセットとPCの間にはさむことで仮想7.1チャンネルサラウンド機能を利用できる。PC側の端子がヘッドホンとマイクで分かれている時にも便利だ。

「Nahimic for Headset」の画面

「Nahimic for Headset」の画面。「音楽」「映画」「コミュニケーション」「ゲーム」のプリセットが用意されている。「バーチャルサラウンド技術」を利用するには、付属のUSBアダプターをつなぐ必要がある。

付属のUSBアダプターで7.1チャンネルサラウンドに対応
REACT+(Fnatic Gear)

REACT+(Fnatic Gear)

ドライバーユニット 53mm
再生周波数帯域 20~40,000Hz
インピーダンス 23Ω
マイク指向性 単一指向性(カーディオイド)
ケーブル長 1.2m(3.5mmステレオミニプラグケーブル)
1.6m(USBサウンドアダプタ)
インターフェース 3.5mmステレオミニプラグ
USB(USBサウンドアダプタ使用時)
付属品 USBサウンドアダプタ(1.6m)
延長スプリッターケーブル(2m)
クイックスタートガイド

USB DACで仮想7.1チャンネルに対応

REACT+はプロゲーミングチームの「Fnatic」が手掛けるゲーミングブランド「Fnatic Gear」のヘッドセットだ。付属ソフトのないシンプルな構成が特徴で、パッケージから出してPCや家庭用ゲーム機につなげばすぐ使い始められる。設定変更ができないため色々試したい人には向かないが、とにかく分かりやすいゲーミングヘッドセットが欲しい人に向く。

マイクは単一指向性。ウインドスクリーンを標準で搭載しているので、マイクを吹いてしまってもノイズが乗りにくいのはメリットだ。

付属のUSBアダプターを利用すると、仮想7.1チャンネルサラウンド機能が利用できる。こちらも設定用のアプリ等はなく、使う際はボタンで有効にするだけで良い。

ラインアップには「+」が付かない「REACT」もあり、こちらはUSBアダプターが付属しない。

付属品

付属品はイヤーカップ用クッション、USBアダプター、3.5mmミニプラグの分岐ケーブル。こちらも交換用のクッションは表面がファブリック素材だ。装着済みのクッションはPUレザー製。分岐ケーブルは4極から3極×2となっており、ヘッドホンとマイクで端子が分かれている場合に使う。

イクは着脱式

マイクは着脱式。3.5mmミニプラグでの接続だった。標準でウインドスクリーンを装着している。

ヘッドバンドは長さを調整できる

ヘッドバンドは伸ばして長さを調整できる。内側には柔らかいクッションを内蔵しており、装着感は良い。

耳当て部の可動範囲は縦方向のみ

耳当て部の可動範囲は縦方向のみ。イヤーカップが厚めなので、横方向に動かなくても十分耳を覆える。

付属するUSBアダプター

付属するUSBアダプター。仮想7.1チャンネルサラウンドはここで設定する。ヘッドホン音量とマイク音量をそれぞれ調節できるほか、マイクのミュートにも対応している。

ゲーミングデバイスは無線がトレンド

以前は、無線方式は遅延が酷くゲームプレイに向かなかった。しかし現在は製品を選べば無線でも違和感なく利用可能だ。無線方式なら、ちょっとパソコンの前を離れる際にいちいちヘッドセットを外す必要がなくなる。着脱の手間だけでなく、ボイスチャットを中座しなくてもよくなるなどメリットは多い。そのためゲーミングヘッドセットは無線方式の製品が増えている。

一方、有線方式はバッテリー残量を気にしなくて良いため長時間のプレイでも安心。接続の設定も不要なので、PCの設定に苦手意識がある人にも使いやすい。

7.1チャンネルや空間オーディオといった機能面だけでなく、こうした性質も踏まえると製品選びがしやすくなるだろう。ぜひ自分に合った一品を見付けてほしい。

(文・写真=SPOOL

※ 本記事は執筆時の情報に基づいており、販売が既に終了している製品や、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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