新製品のリリース情報

NVIDIA RTX A6000を搭載するEGXサーバーの取り扱いを開始

NVIDIA RTX A6000を8基搭載し、データセンター上でも活用可能な高性能でフレキシブルなGPUサーバー

株式会社アスク(本社:東京都千代田区)は、NVIDIA RTX A6000を8基搭載し、各2枚それぞれをNVLink接続させた、データセンター上でも活用可能な、高性能でフレキシブルなGPUサーバーの取り扱いを開始いたします。

本GPUサーバーは、NVIDIAより発表のあったEGXサーバーの構成に準拠しており、プロフェッショナルビジュアライゼーション用途のレンダリング、仮想化から、エンジニアリング分析、データサイエンスまで、複数のワークロードがあらゆるデバイスで高速化されます。

ハイエンドNVIDIA GPU、NVIDIA仮想GPU(vGPU)ソフトウェア、高性能ネットワーキングを組み合わせた柔軟性の高いEGXサーバーは、優れたグラフィックスと計算処理能力を提供し、場所を問わずにアーティストの最高の作品作りを可能にします。CPUベースのソリューションと比較すると、コスト、スペース、消費電力を大きく削減でき、デスクトップでのインタラクティブセッションからデータセンターでの最終バッチレンダリングまで、最も効率的で包括的なレンダリングソリューションを提供します。

弊社では、NVIDIA RTX A6000だけでなく、NVIDIA Quadro RTX 8000またはNVIDIA Quadro RTX 6000と、OEM実績のあるサーバーをベースに、お客様のご要望に合わせ、OS、メモリ、ストレージ、InfiniBandなど、ご要望に合わせた製品カスタマイズにも対応させていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。

EGXサーバー 製品画像

※画像はイメージです。実際の製品とは異なります。

ターゲットマーケット

レンダリング

GPUの高速化のパワーにより、最終フレームのレンダリングや、ローカルワークステーションのレンダリングパフォーマンス向上が可能になります。NVIDIA RTXテクノロジ対応ソフトウェアと EGXサーバーを利用することで、デザイナーやアーティストはオフラインでジョブをレンダリングし、従来のCPUベースのレンダーノードと比較してごく短時間で、レイトレーシングを使用した最終的な画像を作成することができます。さらには、1台または複数台のEGXサーバーに接続してデスクトップパフォーマンスを高めることで、アプリケーションビューポートで写真のようにリアルな完全対話型ビジュアライゼーションを実現できます。

エンジニアリングシミュレーションおよび分析

シミュレーションやジェネレーティブデザインソフトウェアツールの実行に必要な膨大な計算処理能力を提供する、プロフェッショナルビジュアライゼーションのためのEGXサーバーを利用すると、複雑なシミュレーションの設定、テスト、イテレーションを、より短時間で行うことができます。EGXサーバーとQuadro vDWSソフトウェアを組み合わせることで、エンジニアは昼間に設計を行い、夜間に計算を行うといったことが場所を選ばずに可能になります。GPUによる並列処理で32ビットのシミュレーションコードが高速化します。同時にNVIDIA Turing RTコアとTensorコアによって RTXテクノロジ対応アプリケーションの迅速なレンダリングが可能になり、今までより物理法則に忠実な結果を短時間で得ることができます。複数のNVIDIA GPUとQuadro vDWSを組み合わせることにより、エンジニアは仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)環境で、シミュレーションを今までより高速、円滑、高精度で実行し、忠実度の高いモデルを処理することができます。

データサイエンス

データサイエンスで膨大なデータを価値のある分析情報に変えるにはパワフルな計算処理能力が必要です。NVIDIA GPUとQuadro vDWSがあれば、データ サイエンティストは複数の高性能データサイエンスワークステーションをプロビジョニングし、データ準備やモデルトレーニングからビジュアライゼーションまで、仮想化環境のワークフロー全体にGPU高速化を導入することができます。NVIDIA CUDA-X AIとNGCコンテナーは、RAPIDSやXGBoostなど、ソフトウェア加速ライブラリのコレクションを備えており、データ サイエンスとAIワークロードを一変させます。データサイエンティストは今までより短時間で予測を行うことができます。

コラボレーティブデザイン

着想から制作までの道のりは、設計チームと開発チームの緊密な共同作業を要する多段階プロセスです。最先端のデジタルコラボレーションプラットフォームであるNVIDIA Omniverseを使用することで、エンジニアやデザイナーは、リアルタイムグラフィックスのためのワークフローを簡素化できます。EGXサーバー上でQuadro vDWSソフトウェアを利用してOmniverseプラットフォームを実行すると、さまざまな業界で働くデザインチームの2Dおよび3D製品パイプラインを合理化できます。デザインコラボレーションの最新業界標準を軸に構築されているため、業界標準のアプリケーションとNVIDIA Omniverse Viewの間でライブ接続を維持できます。

拡張現実と仮想現実をエッジで実現

GPUビジュアライゼーションをエッジに導入するには、クラウドオーケストレーション、仮想化、5Gネットワーク運用などの専門知識が必要です。XR(Extended Reality) 5Gマルチアクセス エッジ コンピューティング(MEC)向けに設定したEGXサーバーとEGXサーバー対応システムで稼働するフルスタックハードウェア/ソフトウェアソリューションを利用することで、エッジにおける短期間でのビジュアライゼーションを実現できます。このソリューションでは、NVIDIA RTX GPU、Quadro vDWSソフトウェア、NVIDIA CloudXR SDKが組み合わされ、開発者は5Gネットワークで場所とデバイスを問わず、XRアプリケーションを安全に実行し、拡張できます。

スケーラブルなビジュアライゼーションソリューション

スケーラブルなビジュアライゼーション向けに設定されたEGXサーバーで、大規模かつ動的なビジュアライゼーションを実現できます。プロフェッショナルは大型ディスプレイ環境をデータ センターから簡単に展開し、管理できます。新たなテーマパークアトラクションの開発や、マルチサイドCAVE(Cave Automatic Virtual Environment)構築などにおいて、極めて没入感の高いビジュアル体験をより簡単に提供できるようになりました。

製品仕様

筐体 SYS-4029GP-TRT2
CPU Intel Xeon Gold 6248R×2(※カスタマイズ可能)
メモリ 16GB DDR4-2933 ECC RDIMM×12(計192GB)(※カスタマイズ可能)
GPU NVIDIA RTX A6000×8(NVLink接続)
映像出力 VGA×1
ネットワーク 10GbE LANポート×2
IPMI 2.0 LANポート×1
ストレージ AOC-S3108L-H8iR-16DD×1(RAIDカード)
960GB intel D3-S4510 SATA 6Gb/s 3D TLC 2.5インチSSD×2(OS用)
1.92TB intel D3-S4510 SATA 6Gb/s 3D TLC 2.5インチSSD×2(データ用)
※カスタマイズ可能
電源 2000W 2+2冗長電源(200V)
1000W 4電源(100V)

※ 納期や価格については弊社までお問い合わせください。

製品の詳細について

製品の詳細については製品ページをご覧下さい。

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