高性能ビジュアルコンピューティング

EGXサーバー

NVIDIA

データセンター上でも活用可能な高性能でフレキシブルなGPUサーバー

NVIDIA EGXサーバーの構成に準拠し、プロフェッショナルビジュアライゼーション用途のレンダリングや仮想化など、複数のワークロードがあらゆるデバイスで高速化されます。



製品特徴

データセンター用の高性能かつフレキシブルなレンダリングサーバー

本GPUサーバーは、NVIDIAより発表されているEGXサーバーの構成に準拠しており、プロフェッショナルビジュアライゼーション用途のレンダリング、仮想化から、エンジニアリング分析、データサイエンスまで、複数のワークロードがあらゆるデバイスで高速化されます。

ハイエンドNVIDIA GPU、NVIDIA仮想GPU(vGPU)ソフトウェア、高性能ネットワーキングを組み合わせた柔軟性の高いEGXサーバーは、優れたグラフィックスと計算処理能力を提供し、場所を問わずにアーティストの最高の作品作りを可能にします。CPUベースのソリューションと比較すると、コスト、スペース、消費電力を大きく削減することができます。

ご要望に合わせた製品カスタマイズに対応

弊社では、NVIDIA RTX 6000 Ada 世代以外のGPUに加え、OEM実績のあるサーバーをベースに、お客様のご要望に合わせ、OS、メモリ、ストレージ、InfiniBandなど、ご要望に合わせた製品カスタマイズにも対応させていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。

ターゲットマーケット

レンダリング

GPUの高速化のパワーにより、最終フレームのレンダリングや、ローカルワークステーションのレンダリングパフォーマンス向上が可能になります。NVIDIA RTXテクノロジ対応ソフトウェアと EGXサーバーを利用することで、デザイナーやアーティストはオフラインでジョブをレンダリングし、従来のCPUベースのレンダーノードと比較してごく短時間で、レイトレーシングを使用した最終的な画像を作成することができます。さらには、1台または複数台のEGXサーバーに接続してデスクトップパフォーマンスを高めることで、アプリケーションビューポートで写真のようにリアルな完全対話型ビジュアライゼーションを実現できます。

レンダリング

エンジニアリングシミュレーションおよび分析

シミュレーションやジェネレーティブデザインソフトウェアツールの実行に必要な膨大な計算処理能力を提供する、プロフェッショナルビジュアライゼーションのためのEGXサーバーを利用すると、複雑なシミュレーションの設定、テスト、イテレーションを、より短時間で行うことができます。EGXサーバーとQuadro vDWSソフトウェアを組み合わせることで、エンジニアは昼間に設計を行い、夜間に計算を行うといったことが場所を選ばずに可能になります。GPUによる並列処理で32ビットのシミュレーションコードが高速化します。同時にNVIDIA Turing RTコアとTensorコアによって RTXテクノロジ対応アプリケーションの迅速なレンダリングが可能になり、今までより物理法則に忠実な結果を短時間で得ることができます。複数のNVIDIA GPUとQuadro vDWSを組み合わせることにより、エンジニアは仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)環境で、シミュレーションを今までより高速、円滑、高精度で実行し、忠実度の高いモデルを処理することができます。

レンダリング

データサイエンス

データサイエンスで膨大なデータを価値のある分析情報に変えるにはパワフルな計算処理能力が必要です。NVIDIA GPUとQuadro vDWSがあれば、データ サイエンティストは複数の高性能データサイエンスワークステーションをプロビジョニングし、データ準備やモデルトレーニングからビジュアライゼーションまで、仮想化環境のワークフロー全体にGPU高速化を導入することができます。NVIDIA CUDA-X AIとNGCコンテナーは、RAPIDSやXGBoostなど、ソフトウェア加速ライブラリのコレクションを備えており、データ サイエンスとAIワークロードを一変させます。データサイエンティストは今までより短時間で予測を行うことができます。

レンダリング

コラボレーティブデザイン

着想から制作までの道のりは、設計チームと開発チームの緊密な共同作業を要する多段階プロセスです。最先端のデジタルコラボレーションプラットフォームであるNVIDIA Omniverseを使用することで、エンジニアやデザイナーは、リアルタイムグラフィックスのためのワークフローを簡素化できます。EGXサーバー上でQuadro vDWSソフトウェアを利用してOmniverseプラットフォームを実行すると、さまざまな業界で働くデザインチームの2Dおよび3D製品パイプラインを合理化できます。デザインコラボレーションの最新業界標準を軸に構築されているため、業界標準のアプリケーションとNVIDIA Omniverse Viewの間でライブ接続を維持できます。

レンダリング

拡張現実と仮想現実をエッジで実現

GPUビジュアライゼーションをエッジに導入するには、クラウドオーケストレーション、仮想化、5Gネットワーク運用などの専門知識が必要です。XR(Extended Reality) 5Gマルチアクセス エッジ コンピューティング(MEC)向けに設定したEGXサーバーとEGXサーバー対応システムで稼働するフルスタックハードウェア/ソフトウェアソリューションを利用することで、エッジにおける短期間でのビジュアライゼーションを実現できます。このソリューションでは、NVIDIA RTX GPU、Quadro vDWSソフトウェア、NVIDIA CloudXR SDKが組み合わされ、開発者は5Gネットワークで場所とデバイスを問わず、XRアプリケーションを安全に実行し、拡張できます。

レンダリング

スケーラブルビジュアライゼーション

スケーラブルなビジュアライゼーション向けに設定されたEGXサーバーで、大規模かつ動的なビジュアライゼーションを実現できます。プロフェッショナルは大型ディスプレイ環境をデータ センターから簡単に展開し、管理できます。新たなテーマパークアトラクションの開発や、マルチサイドCAVE(Cave Automatic Virtual Environment)構築などにおいて、極めて没入感の高いビジュアル体験をより簡単に提供できるようになりました。

レンダリング

製品概要(カスタマイズ可能)

筐体 SYS-421GE-TNRT(4U)
CPU Intel Xeon Gold 6448Y×2
メモリ 64GB DDR5-4800 ECC RDIMM×16(計1024GB)
GPU NVIDIA RTX 6000 Ada 世代×8
ネットワーク 10GbE RJ45ポート×2(Intel X710-AT2)
IPMI RJ45ポート×1
ストレージ AOC-S3916L-H16IR-32DD×1(RAIDカード)
960GB 2.5インチ SATA SSD×1
1.92TB 2.5インチ SATA SSD×2
電源 2700W 2+2 Titanium Level 冗長電源

※ 記載された製品名、社名等は各社の商標または登録商標です。

※ 仕様、外観など改良のため、予告なく変更する場合があります。

※ 製品に付属・対応する各種ソフトウェアがある場合、予告なく提供を終了することがあります。提供が終了された各種ソフトウェアについての問い合わせにはお応えできない場合がありますので予めご了承ください。

●NVIDIA社 概要
NVIDIAはAIコンピューティングカンパニーです。1999年に開発したGPUが、PCゲーム市場の成長に拍車をかけ、現代のコンピューターグラフィックスを再定義し、並列コンピューティングを一変させました。最近では、世界を認知して理解できるコンピュータ、ロボット、自動運転車の脳の役割をGPUが果たすまでになり、GPUディープラーニングが最新のAI、つまりコンピューティングの新時代の火付け役となりました。
メーカーウェブサイト:https://www.nvidia.com/

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