アスクからのお知らせ

NVIDIA GPUを活用した、ビックデータ向けのデータベース「OmniSci」の取り扱いを開始

株式会社アスク(本社:東京都千代田区)は、OmniSci社製のNVIDIA GPUを活用し高速化された、ビックデータ対応のデータベース・解析ツールの取り扱い開始を発表いたします。

OmniSciは、SQL実行とデータビジュアライゼーションをGPUで高速化するデータベースです。ビッグデータ・アナリティクスでの計算処理のスピード高速化と拡大するビッグデータのダイレクト処理に革新をもたらします。

OmniSci

製品の特長

GPUで高速化されたアナリティクスプラットフォーム

OmniSciプラットフォームは、今日のビッグデータの規模、必要な処理速度、および位置データの豊富な属性表示などの課題に対してスケーラビリティとパフォーマンスの限界を克服するように設計されました。既存のツールはこれらの面で今日のビッグデータ解析用途には限界を迎えています。OmniSciは、MIT起源の画期的なテクノロジーで、並外れたパフォーマンスを実現するために、GPUの大規模並列処理と従来のCPUコンピューティングを併用するように設計されています。

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OmniSciDBはオープンソースのSQLエンジン

このプラットフォームの基盤となるのは、世界最速のオープンソースのGPU高速分析データベースであるOmniSciDBです。OmniSciDBはGPUの並列処理能力を利用し、数十億行のテーブルでもSQLクエリの結果をミリ秒単位で返します。OmniSciDBは、ネイティブSQLのサポート、迅速なクエリのコンパイル、クエリのベクトル化、および高度な3層メモリ管理の組み合わせにより、その高度なビッグデータ分析パフォーマンスを実現します。

OmniSciDBはオープンソースのSQLエンジン

OmniSci Renderのサーバーサイド・ビジュアルレンダリング

OmniSci Renderは、大量のポイントマップデータ、散布図、ポリゴン表示をレンダリングするために設計されたサーバーサイドエンジンです。これにより、ユーザーは複雑なビジュアライゼーションによる対話的データ探索などこれまでにないことが可能になります。地理空間の視覚化では、VegaレンダリングエンジンAPIを使用して、最大数十億のポイント、線、またはポリゴンの視覚化処理に対応できます。

OmniSci Renderのサーバーサイド・ビジュアルレンダリング

OmniSci Immerseでの対話的でビジュアルなアナリティクス

OmniSci Immerseは、Webベースのデータ視覚化インタフェースで、OmniSciDBとOmniSci RenderのGPUによる高速化とレンダリング機能を活用して、比類のないビジュアルでかつ対話的な操作を実現します。OmniSci Immerseは非常に直感的で使いやすく、折れ線グラフ、棒グラフ、円グラフなどの標準的なツールだけでなく、ジオポイントマップ、ジオヒートマップ、コロプレス、散布図などの複雑なデータ表現も提供します。ダッシュボードは、データと対話するときに自動的にクロスフィルタリングし、待ち時間ゼロで更新されます。

OmniSci Immerseでの対話的でビジュアルなアナリティクス

製品の詳細について

製品の詳細については製品ページをご覧下さい。

●HEAVY.AI社 概要
「GPUカードの大規模な並列処理を使用してクエリを高速化する独自のクエリエンジンを作成したらどうなるか」という考えからHEAVY.AIソフトウェアの原型が誕生し、その研究はMITのコンピューターサイエンスおよび人工知能研究所(CSAIL)で、設立者で現CEOのTodd Mostakに引き継がれHEAVY.AIは誕生しました。GPUの利用は検索結果の高速グラフィック表示にも適用されています。従来のCPUベースのアーキテクチャでは処理しきれない巨大化するビッグデータ処理を様々な業界で実現しています。
メーカーウェブサイト:https://www.heavy.ai/
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