アスクからのお知らせ

8Kリアルタイムに対応したSpin Digital社製HEVCビデオコーデックの取り扱いを開始

株式会社アスク(本社:東京都千代田区、代表取締役:武藤和彦)は、テクノロジー・ジョイント株式会社(東京 港区 代表取締役会長 鉛谷貞治郎 :以下、TJC)が発表いたしました、日本国内及びアジア地区において、次世代高品質ビデオアプリケーションのための高性能ビデオコーデックの開発を専門とするSpin Digital Video Technologies GmbH (ドイツ ベルリン、 CEO Mauricio Alvarez Mesa :以下、Spin Digital)の提供する8K HEVCビデオコーデックソリューション製品の取り扱いを開始いたします。

8K(スーパーハイビジョン、Ultra HDTV)映像は、4K映像と比較して4倍の解像度を持つ高品質、最高位のフォーマットです。8K映像は、日本市場を中心に広がりを始め、日本市場では、放送、ディスプレイ機器、プロジェクターなど、様々な8K映像の利用が開始されています。4K映像では表現できない没入感や臨場感を実現する一方で8K映像では、ハイダイナミックレンジ(HDR)、ハイフレームレート(HFR)、広域色空間など重要なイメージクオリティも求められています。

8Kソリューションを実現させるための重要なポイントは、ビデオコーデックです。コーデックは、高い圧縮率を必要とし、同時に8Kサイズのデータ転送を実現しなければなりません。Spin Digitalは、独自エンジンによるHEVC/H.265 デコーダのチューニングに成功し、この問題を解決しました。Spin DigitalのHEVCコーデックは、汎用ワークステーションPCを使い、高ビットレートで高精細8K 映像のリアルタイム再生を実現させるための世界唯一のソフトウェアコーデックソリューションです。

8K HEVCビデオコーデックソリューション 製品画像

また、4月18日(月)から4月21日(木)まで、ラスベガス コンベンションセンターで開催されますNAB 2016におきましては、South Upper ホール、ブースNo. SU15211にて、パナソニック液晶ディスプレイ株式会社様のご協力により、パナソニック液晶ディスプレイ様8KパネルによるSpin Digital 8K HEVCプレーヤーをご覧いただけます。

Spin Digitalブースでのデモストレーションでは、8K 60fps、4:4:4 10ビットをサポートするリアルタイム HEVC/H.265デコーダ及びメディアプレーヤー(8K再生ソフトウェア プレーヤー)をワークステーションPCからパナソニック液晶ディスプレイ様の高精細55インチ8Kパネルで再生をしてご案内します。Spin Digital HEVCデコーダとプレーヤー(レンダラー)は、専用ハードウェアを使う事なく8K 映像の再生をソフトウェアだけで実現させた画期的なコーデックソリューションです。

製品の詳細について

製品の詳細については製品ページをご覧下さい。

●テクノロジー・ジョイント株式会社 概要
テクノロジー・ジョイント株式会社(TJC)は、「Computer Graphics」「Multimedia」「Security」の分野において、特に専門性の高い製品の輸入、販売、サポートサービス、コンサルテーションサービスを提供しています。コンピュータグラフィックボードメーカーの株式会社エルザジャパンを始め、TJCグループ5社の統括会社として、グループ全体の事業戦略の策定、経営管理、及び経営資源の最適化を行っています。グローバル企業への変革を進めるため、2011年には本社機能を東京に移転し、シンガポールに現地子会社を設立いたしました。
メーカーウェブサイト:http://www.tjc.ne.jp/
●Spin Digital社 概要
Spin Digitalは、次世代高品質ビデオアプリケーションのための高性能ビデオコーデックを開発しています。HEVC/H.265ビデオコーデックのソフトウェアでの実装、拡張を専門とし、数10年にわたって蓄積した研究経験を元に革新的なB2Bソフトウェアコーデックソリューションを開発しています。ベルリンを本社に世界各国に展開をしています。
メーカーウェブサイト:http://spin-digital.com/
●本記事に関するお問い合わせ先・資料請求先
担当:鈴木 雄一
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TEL:03-5215-5650、FAX:03-5215-5651
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