
Sapphire Technology(Sapphire社)は、2001年にグラフィックボードメーカーとして設立された香港の企業です。現在は他にもマザーボードや組み込み向け製品など、幅広いジャンルの製品を手掛けています。
株式会社アスクはSapphire社の正規代理店です。製品情報はこちらのページよりご確認ください。
目次
「Radeon」のために作られたメーカー
現在も最も重要なパートナーの1つ
Sapphire社は、AMDにとって最も重要なパートナーの1つです。Sapphire社と「Radeon」シリーズの関係は深く、始まりはATI Technologiesの時代までさかのぼります。同社が初代の「Radeon」を発表したのが2000年であり、翌年に設立されたSapphire社はそれ以来パートナーとして「Radeon」シリーズのGPUを搭載したグラフィックボードを開発、販売し続けてきました。後にAMDが買収し、「Radeon」がAMDのブランドとなってからもその関係は続いています。蓄積された技術力はグラフィックボードメーカーの中でもトップクラスです。
Sapphire社は挑戦にも積極的なメーカーで、先進的な機能を率先して採用してきました。ベイパーチャンバーや水冷クーラーといった今でこそ珍しくない機能も、普及にはSapphire社が深く関わってきたのです。
3つのシリーズで製品を展開
ホワイトモデルも充実
現在、Sapphire社のグラフィックボードは「NITRO+」、「PURE」、「PULSE」の3シリーズで展開しています。主力となるのは大型クーラーや独自機能を盛り込んだ「NITRO+」シリーズです。
「NITRO+」シリーズ
パフォーマンスと独自機能のプレミアムモデル
「NITRO+」シリーズは、パフォーマンス重視ユーザー向けのプレミアムモデルという位置付けです。高いパフォーマンスのため基本的にGPUをオーバークロックしており、他のシリーズよりもその幅が大きいのが特徴です。さらにオーバークロックによって増えた発熱に対応するため、クーラーも豪華な仕様になっています。その結果、静音性にも優れています。
これらの特徴により、「NITRO+」シリーズはパフォーマンスを求める人、クーラーの見た目にもこだわりたい人、静音動作を求める人にお薦めとなっています。大型のクーラーはPCケース内でも存在感があり、ピラーレスPCケースとの相性も抜群です。
ほかにも、補助電源をマザーボード経由で供給する「PhantomLink」など、最新技術を投入するのもこのシリーズです。Sapphire社製のグラフィックボードの魅力を最も実感できるラインアップと言ってもよいでしょう。
NITRO+ Radeon RX 9070 XT 16GB CRIMSON DESERT VERSION GAMING OC
「紅の砂漠」デザインのハイエンドモデル

NITRO+ Radeon RX 9060 XT GAMING OC 16GB
ミドルクラスでも3連ファンクーラーを搭載

「PURE」シリーズと「PULSE」シリーズ
ホワイトモデルとコストパフォーマンスモデル
「PURE」シリーズはホワイトモデルが中心のシリーズで、グラフィックボードのパフォーマンスだけでなく、見た目にこだわりたい人のためのラインアップです。
「PULSE」シリーズは、コストパフォーマンスに優れたラインアップです。高いパフォーマンスと競争力のある価格で、最も買いやすいモデルとなります。
PURE Radeon RX 9070 XT GAMING OC 16GB GDDR6
ファンやバックプレートまでホワイト

PULSE Radeon RX 9060 XT GAMING OC 8GB
扱いやすい244mmのボード長

ワークステーション向けの「AI PRO」シリーズも
AI向けに大容量メモリを搭載
Sapphire社はコンシューマー向けだけでなく、ビジネス向けのグラフィックボードも展開しています。「AI PRO」シリーズは、その名の通りAI用途を想定した法人向けモデルです。32GBと大容量のメモリを搭載しているのが特徴で、ローカルAIを実行する際に高いパフォーマンスを発揮します。
AMD Radeon AI PRO R9700 32GB GDDR6 LITE
GPUコアは「Radeon RX 9070 XT」と同等

Sapphireならではの特徴をご紹介
Sapphire社グラフィックボードには独自のこだわりが詰まっています。「Radeon RX 9000シリーズ」では耐熱性に優れた高TG PCBや電力を安定させるデジタル電源設計を採用しているほか、さまざまな機能を投入しています。代表的な特徴を紹介しましょう。
HDMI端子を2個搭載
「Radeon RX 9000シリーズ」を搭載したグラフィックボードの映像端子は、HDMI×1、DisplayPort×3という構成が標準的です。一方、Sapphire社のグラフィックボードはHDMI×2、DisplayPort×2とHDMI端子を2個に増やしたモデルが多くあります。テレビやビデオキャプチャーボード、液晶タブレットなど、HDMI端子を備えた外部機器を使う人にとって便利な仕様になっています。

Honeywell社製PTM7950 TIMを採用
GPUとクーラーの間にはさむサーマルインターフェースマテリアル(TIM)は、グリスの代わりにHoneywell社製の熱伝導シート「PTM7950」を採用しています。熱伝導率の高い素材がしっかりと熱をクーラーに移し、長期間に渡って安定動作をもたらします。

金属製のバックプレート
「Radeon RX 9000シリーズ」では、ほぼ全てのモデルにメタルバックプレートを採用しています。基板を補強し、ゆがみを抑えて耐久性を高めるとともに、放熱板として機能するモデルもあります。「NITRO+」シリーズではマグネットで着脱可能な追加のバックプレート「MagniPlate」も採用しています。

独自規格の「PhantomLink」でグラボへの電源ケーブルをカット
マザーボードも販売
挑戦的な機能の例として、「PhantomLink」があげられます。これはグラフィックボードとマザーボードに専用の補助電源端子を追加することで、グラフィックボードにケーブルをつながなくてよくなるという機能です。グラフィックボード用の補助電源ケーブルはマザーボードにつなぐため、グラフィックボードから伸びるケーブルがなくなり、組み立てが簡単になるほか外観もすっきりさせられます。

「PhantomLink」対応グラフィックボード

「PhantomLink」対応マザーボード
Sapphireなら欲しいグラボが見つかる
幅広いラインアップでニーズに対応
Sapphire社はグラフィックボードメーカーとして20年以上の経験があり、高い技術力によりパフォーマンスと安定性を備えた製品を提供しています。手堅い製品やコストパフォーマンスに優れた製品から、ハイエンド製品や先進的な製品まで、あらゆるニーズに答えるラインアップを展開しています。
(文・写真=株式会社アスク)
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