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NASサーバーとは?クラウドストレージなどとの違いからメリット・主要メーカーを一挙紹介!

NASサーバーの疑問を解消!NASサーバーを導入して働き方改革・コスト削減を実現しましょう!

Synology NASサーバー

デジタル化が進む現代において、NASサーバーは企業のデータ管理とアクセスの効率化を実現する重要なソリューションです。

本記事では、NASサーバーの基礎からクラウドストレージとの違い、メリット、主要メーカー、さらにはランサムウェア対策までを一挙に紹介します。

おすすめのNASサーバーも紹介するので、ぜひ最後までお付き合いください。

株式会社アスクはSynology社の正規代理店です。お客様の利用・導入シーンに合わせた製品のご提案や、届いたその日に使い始められるオリジナルBTOモデルもご用意しています。資料請求やお問い合わせはこちらのページよりお気軽にご連絡ください。

NASサーバーとは?

Synology NASサーバー

NAS(Network Attached Storage)サーバーとは、パソコンやスマートフォンなどのデバイスがネットワーク経由でデータを保存できる専用の「ストレージ装置」を指します。日本語では、「ネットワーク接続型ストレージ」と訳されることが多いです。

普段使っている外付けハードディスクが直接パソコンにUSBケーブルなどで接続されるのに対し、NASは家庭やオフィスのネットワークに接続されています。

そのため、ネットワークに繋がっているどのデバイスからもアクセスできるのが大きな特徴です。

家庭であれば、家族が共有する写真や動画、音楽ファイルなどをNASに保存することで、家の中のどこからでも、そしてどのデバイスからでもそれらのファイルにアクセスできるようになります。

オフィスでは、社員が共有する文書やプロジェクトファイルをNASに保存しておくことで、職場内の異なる部署やチーム間でのファイル共有がスムーズに行えるようになります。

また、NASは設置が簡単で、専門的な知識がない人でも比較的容易に設定や運用が可能です。

セキュリティ面でも、ユーザーごとにアクセス権を設定できるため、大切なデータを安全に保管可能です。

NASサーバーを使うことで、個々のデバイスのストレージ容量を節約しつつ、必要なデータへのアクセスをいつでも、どこからでも行えるようになります。

ファイルサーバーとの違い

ファイルサーバー NASサーバー
定義 ネットワークを通じてファイルの保管・共有を可能にする仕組みやシステム ネットワークに接続して使用するストレージ機器
主な用途 大規模企業や要求が厳しい環境での使用 中小企業や家庭でのファイル共有
構築の複雑さ 比較的高い(様々なハードウェアやソフトウェアの選択と設定が必要) 低い(プラグアンドプレイ型で簡単に設置可能)
カスタマイズ性 高い(ユーザーのニーズに応じたカスタマイズが可能) 限定的(ある程度の設定は可能だが、ファイルサーバーほどではない)
管理のしやすさ 専門知識が必要な場合が多い 適切な設定がされていれば管理は比較的容易
コスト 構築と管理によっては高くなる可能性がある 比較的安価(専用機器の購入のみで済む)

NASサーバーとファイルサーバーは、表面上似た機能をもつものの、いくつかの点で異なります。

ファイルサーバーとは、ネットワークを通じてファイルの保管・共有を可能にするための仕組みやシステムを指し、具体的な機器ではなく、さまざまなハードウェアやソフトウェアの組み合わせで構築されるものです。NASもファイルサーバーの一種ですが、本格的なファイルサーバーと比べると小規模にまとまっており、設置と管理もしやすいため、導入のハードルが低いのが特徴です。ネットワーク上でファイルを保存し、複数のユーザー間で共有する機能を提供します。

本格的なファイルサーバーは用途に応じて柔軟な構築が可能で、読み書き速度への要求が高い、膨大なファイル量を保存するなど明確な要件を持つ環境に適しています。一方、NASは手軽に設置・運用できる専用機器であり、圧倒的に簡単に導入できるのがメリットです。

どちらを選択するかは、組織の規模、予算、技術的な要件、および管理のしやすさによって異なります。

DASとの違い

DAS NASサーバー
定義 コンピュータに直接物理的に接続されるストレージ ネットワークに接続して使用するストレージ機器
主な用途 個人のデータ保存や小規模オフィスの高速データアクセス ファイル共有やデータの中央集約管理や遠隔地からのアクセス
構築の複雑さ 非常に簡単(物理的にデバイスを接続するだけ) DASに比べてやや複雑(ネットワーク設定が必要)
カスタマイズ性 デバイスレベルでのカスタマイズは限られる ユーザーアクセス権の設定など、一定のカスタマイズが可能
管理のしやすさ 接続されたデバイスからのみ管理可能で、やや不便な場合も 適切な設定がされていれば管理は比較的容易
コスト 比較的低コスト(物理的なストレージデバイスの購入のみ必要) 規模にもよるが、初期設定や管理の手間を考慮するとDASよりやや高め

DAS(Direct Attached Storage)もNAS(Network Attached Storage)と一文字違いということもあって、間違えやすい用語です。

しかし、これら2つはデータの保存方法において大きな違いがあります。

DASとは、その名の通り「ダイレクト・アタッチド・ストレージ」を指し、直接コンピュータやサーバーに物理的に接続されるストレージシステムのことです。

例えば、パソコンにUSBケーブルで接続する外付けハードディスクがDASの一例になります。

この方式では、ストレージが直接コンピュータに接続されるため、設定や導入が非常に簡単で、ネットワーク経由でのデータアクセスが必要ない場合に便利です。

ただし、ストレージにアクセスするには、直接接続されたそのコンピュータを使用する必要があり、他のデバイスからはアクセスできません。

DASは単一のデバイスと物理的に直接つないで使うストレージで、1対1で接続するため内蔵ストレージに近い使用感が得られることが特徴です。対してNASはネットワーク経由で接続し、複数のデバイスから同時にアクセス可能という違いがあります。データ共有や遠隔アクセスが可能で、同じストレージではありますが利用シーンは大きく異なります。

クラウドストレージとの違い

クラウドストレージ NASサーバー
定義 インターネットを通じてアクセスする仮想サーバー上のストレージサービス ネットワークに接続して使用するストレージ機器
主な用途 データのバックアップ、共有、アクセスのためのリモートストレージ オフィスや家庭内でのファイル共有、データの中央集約管理
構築の複雑さ 簡単(アカウント作成と設定のみ) 中程度(クラウドストレージと比べるとやや複雑)
カスタマイズ性 限定的(提供されるサービスに依存) 高い(ハードウェアの選択やソフトウェアのカスタマイズが可能)
管理のしやすさ 比較的簡単(プロバイダが管理) 適切な設定がされていれば管理は比較的容易
コスト 使用量に応じた月額料金制 初期投資は必要だが、長期的にはクラウドストレージよりもコスト効率が良い

クラウドストレージも非常に人気なストレージサービスのひとつです。

クラウドストレージとは、インターネットを介してアクセスする仮想サーバー上のストレージサービスのことを指します。

クラウドストレージを利用することで、ユーザーはどこからでもインターネット経由でファイルにアクセスしたり、管理したりできます。

この点だけ見るとNASサーバーとあまり変わりないようにみえますが、クラウドストレージは物理的なハードウェアを購入し、設定する必要はありません。

そのため、初期費用を抑えられるのは大きなメリットです。一方で、クラウドストレージは継続的に維持コストが発生します。NASサーバーはちょうど反対で、買い切りなので初期コストは発生しますが、ドライブの増設や交換を行わない限り維持コストは安価で済みます。

Synology NASとは?

Synology NASは、プライベートクラウドの構築を可能にする、高度に進化したネットワーク接続型ストレージ(NAS)ソリューションです。

物理的なストレージとクラウドベースの柔軟性を兼ね備えており、データ保管とアクセスのしやすさを格段に向上させます。

Synology NASと一般的なNASサーバーの比較

Synology NAS 一般的なNASサーバー
特徴 直感的なユーザーインターフェース、豊富なアプリケーション、高度なセキュリティ機能 モデルによって異なるが、一般的には基本的なファイル共有とストレージ機能
主な用途 ファイル共有、データバックアップ、メディアサーバー、監視、ビジネスアプリケーション ファイル共有、基本的なバックアップ機能、一部にメディアサーバー機能
扱いやすさ 初心者でも扱いやすいDiskStation Manager(DSM)、簡単なセットアップ モデルによって異なるが、専門的な知識が必要な場合がある
カスタマイズ性 豊富な公式・サードパーティアプリ、高い拡張性 モデルやブランドによっては限定的、カスタマイズオプションが少ない場合も
管理のしやすさ 集中管理が可能、簡単なバックアップとリカバリーオプション シンプルなモデルでは管理機能が限られる、高度な設定が難しい場合も
コスト面 初期費用は高いが、追加の月額料金なしで長期的にコストを抑えられる 低価格のモデルも多いが、機能やパフォーマンスに制限がある場合も

クラウドストレージサービスと物理的なサーバーで迷っているのなら、Synology NASは検討しておいて損はありません。

NASサーバーの特徴やメリット5つ

このように、サーバーとひとくちにいってもさまざまな種類が存在します。

他と重なる部分も多いですが、NASサーバーの特徴やメリット、他のサーバーとの違いを見ていきましょう。

メリット① 複数デバイスから同時にデータアクセスできる

NASサーバーの最大のメリットは、複数のデバイスから同時にデータにアクセスできることです。

例えば、ある企業に勤めるチームメンバーがプロジェクトに取り組んでいるとしましょう。

プロジェクトの資料やデータベースがNASサーバーに保存されていれば、チームの誰もがオフィス内のPC、自宅のラップトップ、さらには外出先からスマートフォンやタブレットを通じて、必要な情報にリアルタイムでアクセスすることが可能になります。

これにより、情報の共有がスムーズになり、メンバー間でのコミュニケーションが効率化されるのです。

また、プレゼンテーションの準備や重要な会議資料の最終確認など、時間に追われる状況でも、必要なデータを迅速に取り出すことができます。

このように、NASサーバーは場所や使用するデバイスに制限されることなく、フレキシブルにデータアクセスを実現します。

メリット② 低コストで運用できる

NASサーバーは、一般的なファイルサーバーやクラウドストレージサービスと比較して、初期費用や運用コストを大幅に削減できます。

例えば、ファイルサーバーの構築には、専用のサーバー機器購入だけでなく、運用に必要なソフトウェアライセンスの購入、専門スタッフによるメンテナンスや管理が必要です。

これに対して、NASサーバーは一般的にオールインワンのソリューションを提供しているので、特別なソフトウェアライセンスや専門スタッフが不要で、基本的なITスキルがあれば設定や管理ができます。

また、クラウドストレージサービスを利用する場合、データの量が増えるにつれて月額料金が増加しますし、データのアップロードやダウンロードに関わるトラフィック費用も発生する可能性があります。

これに対し、NASサーバーは一度の購入で長期間利用でき、維持コストを低く抑えられます。始めに大きめの容量で導入しておけば、追加コストの発生を抑えることも可能です。

このように、NASサーバーは初期費用と運用コストの両面において、他のサーバーソリューションに比べてコストパフォーマンスが良いといえます。

メリット③ スケーラビリティ(拡張性)もある

一般的なファイルサーバーやクラウドストレージソリューションと比較すると、NASサーバーはスケーラビリティ(拡張性)のコストを抑えやすいと言えます。

大規模なファイルサーバーの場合、容量を増やすためには大掛かりなアップグレードが必要で、新しいハードウェアも高額です。また、物理的なスペースも考慮する必要があります。

一方、クラウドストレージはスペースやハードウェアの制約はなく、契約を変更するだけで容量を増やせるため、スケーラビリティは優れていると言えます。その代わり使用するストレージの量に応じて料金が増加するため、長期間にわたって大量のデータを保管する場合にはコストが高額になってしまいます。

NASサーバーは、ドライブベイに空きがあればドライブを追加するだけで拡張できるほか、モデルによっては拡張ユニットを利用することで容易にストレージ容量を増やすことが可能です。

スケーラビリティの上限はファイルサーバーの方が高く、柔軟性ではクラウドストレージの方が優れています。NASサーバーはコストを抑えてスケールアップできるため、中長期的にコストパフォーマンスと利便性のバランスを取りやすいソリューションと言えます。

メリット④ セットアップや管理がしやすい

セットアップや管理がしやすいのもNASサーバーの強みのひとつです。

NASサーバーは、ネットワークに接続して電源を入れるだけで、すぐに設定を開始できます。

また、ほとんどのNASデバイスには、ウェブベースのインターフェースが搭載されており、ブラウザを通じてアクセスすることで、ソフトウェアのインストールや設定の調整、ユーザーの追加など、さまざまな管理作業を直感的に行えます。

さらに、管理ツールが豊富なのも魅力のひとつです。

管理ツールを使用することで、データのバックアップ、セキュリティ設定、アップデートの管理など、日常的なメンテナンス作業を効率的に行えます。

一般的なファイルサーバーでは、IPアドレスの割り当て、DNS設定、ファイアウォールの構成など、かなり専門的な知識が必要になるので、専門スタッフが在籍していない中小企業などにとっては非常に嬉しい特徴といえるでしょう。

メリット⑤ セキュリティ機能もある

NASサーバーを設置することで、セキュリティを強化できます。

データは今日のビジネス環境において最も価値のある資産のひとつであり、その安全性を確保することは企業にとって必須の事項です。

セキュリティを考慮せずにサーバーを設置すると、外部からの不正アクセス、データ漏洩、ランサムウェア攻撃などのリスクが高まります。

これらのセキュリティリスクは、企業の信頼性を損ない、財務的な損失や法的な問題を引き起こしかねません。

NASサーバーは、それ自体がセキュリティ機能を備えているため、安心して利用できます。

外部からの不正アクセスはファイアウォールや2段階認証など、ランサムウェア対策にはイミュータブルバックアップなどがあり、ドライブを暗号化していれば物理的な盗難への対策にもなります。

また、定期的なソフトウェアアップデートにより、既知のセキュリティ脆弱性を修正し、新たな脅威に対抗することも可能です。

NASサーバーにはどんなメーカーがある?

NASサーバーは非常に人気のサーバーの一つなので、多くのメーカーが参入しています。

以下に、代表的なNASサーバーのメーカーを5つ厳選してご紹介するので、メーカー選びに迷った時はぜひ参考にしてください。

Synology(シノロジー)

Synology社の主なNASサーバー

  • Jシリーズ:エントリーレベルでコストパフォーマンスに優れ、ホームユーザーや小規模オフィスに最適
  • Plusシリーズ:中級者から上級者向けで、高性能を必要とするユーザーや中小企業に適しています
  • XS/XS+シリーズ:大規模ビジネスやエンタープライズ向けに設計された、最高レベルの性能と拡張性を誇るNAS

Synology(シノロジー)社は、世界中の個人ユーザーから企業まで、あらゆるニーズに対応する高性能NASサーバーを提供しているリーディングカンパニーです。

SynologyのNASサーバーは、その直感的な操作性と強力な機能性で、あらゆるユーザーにおすすめできます。

初心者でも簡単にセットアップが可能なDiskStation Manager(DSM)は、ファイルの管理やデバイスの設定変更を簡単に行えるのが特徴です。

セキュリティ機能も充実しており、暗号化やアクセス制御などを通じてデータを安全に保護します。

また、SynologyのNASは拡張性が高く、将来的なニーズの変化にも柔軟に対応できる設計となっています。

QNAP(キューナップ)

QNAP社の主なNASサーバー

  • TS-x3xシリーズ:家庭用およびSOHO向けのエントリーレベルNAS
  • TS-x6xシリーズ:中小企業向けの高性能NAS、マルチメディア処理と仮想化に最適
  • TVSシリーズ:クリエイティブプロフェッショナル向けの高速Thunderbolt 3 NAS
  • TS-hシリーズ:大規模ビジネス向けの高性能NAS、ZFSファイルシステムを採用

QNAP(キューナップ)社は、台湾に本拠地を置く、世界的に有名なNASのメーカーです。

QNAPのNASは、その直感的な操作画面、豊富なNAS専用アプリケーション、強力なレプリケーションおよびバックアップ機能を特徴としています。

また、外出先からのアクセスや、容易なデータ復元、容量拡張、高速化のためのSSD活用など、現代のデータ管理ニーズに対応した多様な機能を提供しています。

QNAP社のNASサーバーは、その多機能性と高いカスタマイズ性により、幅広いユーザーや企業におすすめです。

BUFFALO(バッファロー)

BUFFALO社の主なNASサーバー

  • LinkStationシリーズ:家庭や小規模オフィス向けのシンプルで使いやすいNAS。手軽にデータの共有やバックアップが可能
  • TeraStationシリーズ:ビジネス向けに設計された高性能NAS。大規模データの管理や保護に最適で、多様なビジネスニーズに対応

Buffalo社は、信頼性の高いネットワーク製品を提供することで知られる世界的なメーカーです。

同社が提供するNASサーバーのLinkStationシリーズは、2.5GbEポートを搭載し、従来のギガビットイーサネット接続よりも高速なデータ転送が可能なモデルもあります。

これにより、大容量ファイルの転送やストリーミングがスムーズに行えます。

TeraStationシリーズは、法人向けに設計された高性能NASサーバーです。

5つのRAIDモード(RAID 6/5/10/1/0)に対応しており、ユーザーニーズに合わせたRAIDモードを選択できます。

(※RAID(Redundant Array of Independent Disks):複数のハードディスクドライブを組み合わせて、データの冗長性や性能向上を図る技術)

そのため、ドライブが故障しても業務を継続でき、業務時間外にドライブ交換や復旧を行うことで、業務への支障を最小限に抑えることが可能です。

IODATA(アイオーデータ)

IODATA社の主なNASサーバー

  • LAN DISK(HDLx-LENシリーズ):2.5GbEに対応し、高速アクセスが可能な法人向けNAS
  • LAN DISK(HDL4-LXシリーズ):8GBの大容量メモリを搭載し、10GbE対応でさらに高速な法人向けNAS

IODATA社は、高品質で信頼性の高いIT機器を提供する日本のメーカーです。

特に、ストレージソリューションにおいては、長年にわたる経験と技術革新を背景に、幅広いニーズに応える製品ラインナップを展開しています。

IODATA社のNASサーバーは、初心者でも簡単に扱えるユーザーフレンドリーな設計が特徴です。

Windows Server IoTやLinuxベースのOSを搭載し、高速データ転送を実現するとともに、ウイルス対策機能を標準で備えているモデルもあります。

また、小規模オフィスから大規模な企業まで、さまざまな規模のビジネスニーズに対応できる製品を提供しています。

ハードウェアの信頼性の高さに加え、専門的な知識がないユーザーでも容易に設定や管理ができる利便性が、IODATA社のNASサーバーをおすすめする大きな理由です。

UGREEN(ユーグリーン)

UGREEN社の主なNASサーバー

  • NASync DXP2800:SATA HDDとM.2 SSDを2基ずつ搭載可能な家庭向けNAS
  • DXP4800 Plus:SATA HDD×4、M.2 SSD×2という構成で、10GbEの高速通信にも対応するミドルクラスモデル
  • DXP6800 Pro:SATA HDD×6、M.2 SSD×2の構成で10GbE対応の端子を2個備えたハイクラスモデル

UGREEN(ユーグリーン)社は、スマートフォンやPCなどの周辺機器を開発、販売しているメーカーです。

UGREEN NASは、高性能なCPUや2.5GbE対応、メモリ増設に対応するなど、高性能な仕様のモデルを多くラインアップしているのが特徴です。独自OSの「UGOS Pro」を搭載し、使いやすさと安全性、機能性を高めています。

エントリーモデルでもHDMI端子を備えており、アプリ操作でNASに保存した映像をテレビやディスプレイに表示させられるなど、ストレージ以外の使い方も豊富に用意されています。

UGREEN NASは価格に対してCPU性能やネットワーク速度が高いことが多いため、コストパフォーマンスを重視するユーザーに適しています。

NASサーバーで重要なのは「ランサムウェア対策」

ランサムウェア対策

NASサーバーに限った話ではありませんが、サーバーを選ぶ際にはセキュリティを最優先事項に考える企業も少なくありません。

「データの質がビジネスを左右する」ともいわれている昨今では、サーバーのセキュリティ対策はなるべく力を入れたいのが現状です。

なかでも、NASサーバーのセキュリティ対策で重要視したいのが「ランサムウェア対策」です。

ここでは、なぜランサムウェア対策をするべきなのか、どのような対策が有効なのかについてわかりやすく解説します。

ランサムウェアとは?

ランサムウェアとは、コンピューターやネットワーク内のデータを暗号化し、その解除キーを開示する代わりに金銭を要求する悪意あるソフトウェアの一種です。

NASサーバーは、大量のデータを一元管理しているため、攻撃者の標的になりやすいです。

攻撃を受けると、重要なファイルやシステムが使用不能になり、業務に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

例えば、2020年に発生したWannaCryランサムウェア攻撃では、世界中の数十万台のコンピュータが被害を受け、多くの企業や医療機関の運営に支障をきたしました。

この攻撃では、Windowsの脆弱性を悪用し、感染したコンピュータのファイルを暗号化した上で、ビットコインでの支払いを要求しています。

このようなリスクを軽減するためには、適切な対策を講じることが重要です。

ランサムウェアの主な対策

では、ランサムウェアの脅威に対応するにはどのような対策を講じる必要があるのでしょうか。

最も有効な対策は、まず定期的なデータのバックアップを行うことです。

外部ドライブやクラウドサービスを利用して、重要なデータのコピーを定期的に作成しましょう。

次に、NASサーバーと接続するすべてのデバイスに最新のセキュリティパッチを適用し、セキュリティソフトウェアを常に更新しておくことも重要です。

また、強力なパスワードポリシーの実施と、二要素認証の活用も有効といえます。

不審なメールやリンクには注意し、NASのセキュリティ設定を適切に管理することで、ランサムウェアから保護することができます。

対策におすすめは「Synology」

ランサムウェア対策は非常に難易度が高いです。

そこでおすすめしたいのが「Synology社」のNASサーバーです。

SynologyのNASでは、次世代のファイルシステムとなる「Btrfs」をサポートしており、ファイル復元を可能にするスナップショット機能が利用でき、特に「イミュータブルスナップショット」機能はミドルレンジ製品でSynologyのみが提供しています。

イミュータブルスナップショットとは、いかなる方法によっても削除や変更ができない、変更不可能なデータのスナップショットのことです。

ランサムウェア対策は侵入されないことが基本ですが、万一の場合でもイミュータブルスナップショットは暗号化できないため、データの復元が可能になります。

設定も非常に簡単で、ガイド機能もついているので、SynologyのNASは非常に手軽かつ効果的なランサムウェア対策の一つといえるでしょう。

ビジネス用途でおすすめのNASサーバー

ここまで、NASサーバーの基本的な情報からランサムウェア対策まで、幅広く解説してきました。

しかし、「結局どのサーバーを選べば良いのかわからない...」と考えている方もいるのではないでしょうか。

そこで以下では、ビジネス用途で特におすすめのNASサーバーをピックアップしました。

おすすめポイントからターゲットユーザーまで紹介するので、NASサーバー選びで迷った時はぜひ参考にしてください。

DiskStation DS725+

DiskStation DS725+

DiskStation DS725+のおすすめポイント

  • 2台のドライブを標準でサポートし、オプションのDX525を追加することで最大7台のドライブに拡張可能
  • AMD Ryzen R1600デュアルコアCPUと4GB DDR4 ECCメモリを搭載し、AES-NIハードウェア暗号化エンジンにより、高速かつセキュアなデータアクセスを実現
  • クロスプラットフォームでのファイル共有が可能で、豊富な専用アプリによってモバイルデバイスからも管理可能

DiskStation DS725+は、3.5/2.5インチドライブ2台の取り付けに対応し、M.2 NVMe SSDスロット2基を備えています。

これにより、システムキャッシュを高速化し、全体のパフォーマンスを向上させることが可能です。

また、Btrfsファイルシステムにより、高度なストレージ技術とデータの保護機能を実現しています。

DiskStation DS725+は、特に中小規模のビジネスにおすすめです。

データ管理とバックアップが必要な企業や、効率的なファイル共有を求める組織にとって、最適なソリューションといえるでしょう。

DiskStation DS925+

DiskStation DS925+

DiskStation DS925+のおすすめポイント

  • 4台のドライブを標準でサポートし、オプションのDX525を追加することで最大9台までドライブを増設可能
  • AMD Ryzen R1600デュアルコアCPUと4GB DDR4 ECCメモリを搭載し、AES-NI ハードウェア暗号化エンジンによる高速かつ安全なデータアクセス
  • 豊富な専用アプリケーションでデータ管理からバックアップ、ファイル共有まで幅広い用途に対応

DiskStation DS925+は、4台の3.5/2.5インチドライブの取り付けに対応し、M.2 NVMe SSDスロット2基を装備しており、システムキャッシュの高速化が可能です。

AMD Ryzen R1600デュアルコアプロセッサと4GB DDR4 ECCメモリを搭載し、ビジネス用途に最適化されたパフォーマンスを実現しました。

Btrfsファイルシステムによる先進のストレージ技術を採用し、データの整合性保護と効率的なスナップショット機能を実現します。

DiskStation DS925+は、中小規模のビジネスに最適なNASキットです。

複数のプラットフォームでのファイル共有が必要な企業や、データの安全性と拡張性を重視する組織にとって選択肢のひとつといえるでしょう。

RackStation RS826+/RS826RP+

RackStation RS826+/RS826RP+

RackStation RS826+/RS826RP+のおすすめポイント

  • AMD RyzenクアッドコアCPUを搭載し、最大2,000MB/s以上のシーケンシャル読込と最大1,300MB/s以上のシーケンシャル書込を実現
  • ギガビットイーサネットを4基搭載し、フェイルオーバー及びLink Aggregationをサポート
  • 豊富な専用アプリのサポート、クロスプラットフォームでのファイル共有、最大40台の監視カメラ一括管理など、ビジネスのあらゆるニーズに対応

RackStation RS826+/RS826RP+は、1Uラックマウント型の筐体に4台の3.5/2.5インチドライブを取り付け可能で、ビジネスの成長に合わせてストレージ容量を柔軟に拡張できるサーバーです。

また、オプションの10/25GbE NICやM.2 NVMe SSDアダプターカードを追加することで、ネットワーク速度やシステムキャッシュのパフォーマンスを向上させることも可能です。

強力なAES-NIハードウェア暗号化エンジンも搭載しており、データの安全性を保ちます。

RackStation RS826+/RS826RP+は、特にデータ集中型の中小規模ビジネスや、高度なデータ保護と効率的なファイル共有が求められる企業のIT部門に最適です。

また、限られたスペース内での運用を必要とするデータセンターやオフィス環境においても、そのコンパクトながら高性能な特性が魅力となります。

Synology社のNASサーバーはアスクにお任せください!

本記事では、NASサーバーの基本概念から、クラウドストレージや他のストレージソリューションとの違い、さらにはそのメリットと主要メーカー、そしてランサムウェア対策に至るまで、幅広く解説しました。

NASサーバーは、複数デバイスからの簡単なデータアクセス、コスト効率の良さ、スケーラビリティ、簡単なセットアップと管理、そしてセキュリティの強化という、企業が直面する問題に対する実用的な解決策といえます。

本記事でも紹介したように、NASサーバーで最もおすすめのメーカーはSynology社のサーバーです。株式会社アスクでは、Synology社の国内正規代理店としてさまざまなソリューションを豊富に取り揃えています。導入のサポートから保守サービスまで、ワンストップですぐに個々のニーズに沿ったご提案をさせていただきます。

Synology社のNASサーバーを検討しているのなら、ぜひ弊社まで一度ご相談ください。

監修者:麻生哲

明治大学理工学部物理学科を卒業後、ITベンチャーにて多数のプロジェクトを成功に導く。子会社を立ち上げる際には責任者として一から会社を作り上げ、1年で年商1億円規模の会社へと成長させることに成功。現在は経験を活かし、フリーランスとしてコンテンツ制作・WEBデザイン・システム構築などをAIやRPAツールを活用して活動中。

※ 本記事は執筆時の情報に基づいており、販売が既に終了している製品や、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

株式会社アスクでは、最新のPCパーツや周辺機器など魅力的な製品を数多く取り扱っています。
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