製品レポート

Product Report

PCゲームファン必見!性能、冷却、静音の3拍子を備えたGTX 560 Ti搭載ボード

PCで楽しむゲームには、魅力的なタイトルが数多くそろっている。最近では数千~数万人規模のプレーヤーと楽しむ「オンラインゲーム」が一般的になり、PCゲームがより身近になってきた。「私の使っているPCはスペックが低く、ゲームが快適に遊べないのでは・・・」と不安に感じる人もいるかも知れないが、それは大きな誤解だ。

PCゲームの魅力の1つに、グラフィックスの画質を自分で調節できる点がある。PCのスペックが低ければ負荷の少ない低画質で、高スペックなら高画質にするなど、自由に設定可能だ。とは言うものの、せっかくPCゲームを楽しむのであれば、家庭用ゲーム機では及びもつかないほど美麗な映像でプレーしたいもの。もし、PCゲーム用にグラフィックスボードを購入しようと考えているなら、老舗メーカーのLeadtek製「WinFast GTX560 Ti O.C Dual Fan 1024MB DDR5」(以下GTX560 Ti O.C Dual Fan)がオススメ。「描画性能が高い」「静かで良く冷えるクーラーを搭載」という、ゲームプレーヤーが求める要素をしっかり押さえているからだ。


WinFast GTX560 Ti O.C Dual Fan 1024MB DDR5 製品写真


グラフィックスチップ NVIDIA GeForce GTX 560 Ti
コアの動作周波数 900MHz
搭載メモリー(動作周波数) GDDR5 SDRAM 1GB 256ビット(4GHz)
出力端子 DVI-I×2、mini HDMI×1
補助電源端子 PCI Express用6ピン×2
本体サイズ(W×D×H) 225×34.25×109.25mm

採用するグラフィックスチップは人気の高い「NVIDIA GeForce GTX 560 Ti」。チップの動作周波数を、レファレンスの仕様から78MHzオーバークロックしてあるのもポイント。最新ゲームを美麗な映像で楽しみたい、PCゲームプレーヤーに向けた逸品だ。

映像出力端子

映像出力端子はDVI-I×2、mini HDMI×1と必要十分な数を用意。ディスプレイを3枚使う3画面出力も余裕でこなす。もちろん、3D映像を描画する「NVIDIA 3D Vision」にも対応している。

付属品

付属品はオーソドックスな構成。DVI-IをD-Sub 15ピンにする変換端子が1個、ペリフェラル4ピン×2をPCI Express用6ピン×1にする変換ケーブルを2本備えた。

冷却能力と静音性を高いレベルで両立する「デュアルファン」機構

高性能パーツの泣き所は、発熱量の多さだ。グラフィックスチップ(GPU)は特に顕著で、性能が高いほど発熱量も莫大になる傾向が強い。GTX560 Ti O.C Dual Fanが採用するGPU「NVIDIA GeForce GTX 560 Ti」も発熱量が多い部類に入る。冷却をおろそかにすればチップや周辺のパーツに影響を与え、故障や製品寿命の短縮などに繋がる。場合によっては、グラフィックスを正常に描画できなくなる恐れもある。また、しっかり冷却できる高回転ファンを採用すると、ファンの動作音が大きくなり、騒音源となってしまうのだ。

GTX560 Ti O.C Dual Fanのクーラーは、7cm径ファン×2という構成。これならファン1個のみのモデルと比べ、高い冷却能力を発揮するはず。ファンを2個採用して冷却能力を確保したことでファン1個あたりの回転数を低くでき、静音性を向上させているのもポイントだ。ゲームを長時間プレーしてみても、動作音にほとんど変化は無く静かなままだった。

一般的なクーラーの場合、GPUの熱がヒートシンクに伝わり、その熱をヒートパイプが冷却フィンに輸送。ファンからの風で冷却フィンを冷やすことでGPUを冷却する。ところが、本製品はヒートシンクを廃し、GPUとヒートパイプが直に接触する構造となっている。こうすることでコストを削減できるほか、GPUの熱を直接ヒートパイプに伝えられるため、ヒートシンクを間に挟む構造より高い冷却能力を発揮する場合が多い。


7cm径ファンを2個備えたクーラー

7cm径ファンを2個備えたクーラーで、高性能チップをしっかり冷却。長時間の使用でも、安定した描画性能が得られるだろう。また、ボードやボード上のコンデンサーなどを冷やすことで、製品の寿命も長くなる。

ヒートパイプが直接グラフィックスチップ(GPU)に触れる構造

ヒートパイプが直接グラフィックスチップ(GPU)に触れる構造となっている。チップの熱がダイレクトにヒートパイプに伝わるため、強力な冷却能力が期待できる。

高い描画能力でゲームのプレーもストレスフリー

次はGPUの性能をチェックしてみよう。比較に用意したのは、当製品と同じGPUであるGTX 560 Tiを搭載した他社製品と、AMDのミドルクラスチップ「AMD Radeon HD 6780」搭載品だ。GTX 560 TiとHD 6870搭載品は、価格帯で競合する。テストに用いたアプリケーションは2種。3D描画テストの定番ソフト「3DMark 11」と、PCゲームのエンジンを利用する「ロスト プラネット 2 ベンチマーク」だ。3DMark 11は、低負荷の「Performance」と高負荷の「Extreme」に設定。ロスト プラネット 2 ベンチマークは、画面解像度を1920×1200ドット、アンチエイリアスを「MSAA8X」に設定し、「DirectX 11」と「同9」環境時の描画速度を調べた。また、クーラーの実力を見るため、GPUの温度を「HWMonitor」で確認した。アイドル時はOS起動から15分後の値。高負荷時は3DMark 11のExtreme設定実行中の最大値だ。

3DMark 11では、ExtremeとPerformanceのいずれも、ほかの2機種より高いスコアを記録。ロスト プラネット 2 ベンチマークでは、「DirectX 9」環境でこそ他社製品に遅れをとるものの、最新ゲームで採用されているDirectX 11環境では差を縮め、ほとんど同じfpsをたたき出している。GPUの温度を見ると、アイドル時の温度の低さに驚く。低発熱と言われるAMD製GPUより6℃も低い。高負荷時ではGTX560 Ti O.C Dual Fanの方が高温となるが、それでも2℃しか変わらない。GTX560 Ti O.C Dual FanとHD 6870搭載品のファンの動作音を聞き比べてみると、ほぼ同等だった。

描画性能と冷却能力、静音性については文句ナシの仕上がり。価格も2万円程度と、オーバークロック+独自クーラー採用品としては安価なのも嬉しい。今後登場してくるDirectX 11時代のPCゲームを迎え撃つのに最適な1枚だ。


「DirectX 11」のAPIを使う「3DMark 11」の結果

DirectX 11環境下の描画能力をテストする「3DMark 11」の結果。オーバークロックが効いていているためか、WinFast GTX560 Ti O.C Dual Fanが頭ひとつ抜けて好成績を記録。

「DirectX 10」の機能を利用する「3DMark Vantage」のテスト結果

人気アクションゲーム「ロスト プラネット 2」のエンジンを利用したテストプログラム。価格の高い他社2製品と同等の結果を残し、コストパフォーマンスの高さを見せ付けている。

「DirectX 10」の機能を利用する「3DMark Vantage」のテスト結果

動作中のGPU温度を、システム監視ソフト「HWMonitor」(CPUID、http://www.cpuid.com/)でチェック。アイドル時の温度の低さに驚く。高負荷時でも、低発熱と言われるAMD製GPUに引けを取らない。クーラーの冷却能力の高さが分かる結果だ。


(文・写真=SPOOL

※ 本記事は執筆時の情報に基づいており、販売が既に終了している製品や、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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●Leadtek社 概要
Leadtek Research, Inc. は、パソコン関連製品の設計と製造に取り組む専門的な研究開発会社として1986年に設立されました。Leadtekの『WinFast』ブランドは、パソコン関連製品として世界中で高品質製品の代名詞としても認知されております。その高い技術力と創造性により、テレビ電話などのIPビデオ関連製品、GPSナビゲーションなどのワイアレス製品、健康医療関連製品としてのe-Health製品などの設計・製造にも進出し、ヨーロッパ、北米ではトータル・マルチメディア・コミュニケーション・ソリューションのメーカーとして確固たる地位を築いて参っております。今後もたゆまない技術革新と高い品質保証をスローガンとし、お客様の夢を現実のものにし続ける事を目標に業界のトップ・ランキング・プロバイダーを目指してまいります。
メーカーウェブサイト:http://www.leadtek.co.jp/

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