製品レポート

Product Report

ぐねぐねとフレキシブルに動くモニタアーム Chen-Source「EM35136」

EM35136 製品画像

Chen-Source

EM35136

取り付け可能なテーブルの厚さ:20~60mm

本体重量:3.2kg

荷重範囲:2~9kg以下

昇降:0~200mm

チルト(前後フリ):105°

パン(左右フリ):360°

ピボット(ローテーション):360°

垂直:0~270mm

型番:EM35136、JANコード:4571302220657

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アルミを採用しデザイン性に優れた"軽快な"アーム

台湾に本社を置くChen-Sourceは、1986年に設立されたコンピュータ周辺機器の老舗メーカー。製品はスタンド類に強みをもち、昨今では「iStand」「i-Stick」といったネーミングのタブレットスタンドにも力を入れている。

中でも主力となるのはモニタアーム。最大で6台のモニタを装着可能な「EM75156」やデュアルスイーベルタイプの「EMC5114」、ロボットの手のような2つのスプリングアームを持つ「EMC5334」など、証券ディーラー、工場の監視、設計、医療現場といった高度な業務に耐えうる高品質なモデルをラインアップする。

今回紹介する「EM35136」は、それら業務用途とは異なる個人・事務オフィス向けのモニタアーム。とはいえ、ハイクラス譲りの性能は受け継がれており、デザインも含めて"高級感"があるのが特徴だ。


Chen-Source「EM35136」の同梱物一式

Chen-Source「EM35136」の同梱物一式。中央の円柱が支柱で、支柱の左側がスプリングなしの旋回アーム、右側がスプリング内蔵のアーム

軽量で耐久性のあるアルミを採用

支柱含め、軽量で耐久性のあるアルミを採用。丸みと鋭角を織り交ぜたデザインで、オフィスや自宅で利用しても周囲に溶け込む



「EM35136」の構造は水平垂直可動式と呼ばれるもので、自由度の高いフレキシブルなアームの動きがポイント。前後・左右・上下にわたり、細かいモニタの移動にも応えてくれる(特長動画を参照)。同梱されるのは支柱のほか、スプリングなしの旋回アーム、スプリング内蔵アームが中心。素材にはアルミを採用し、パーツのデザイン性が高い。見た目がそっけない「道具」ではないため、オフィスや自宅の部屋で利用してもしっくりと溶け込むに違いない。

グロメットとクランプ、2通りの設置方法に対応

「EM35136」は、机やテーブルに穴を空けて固定する「グロメット」と、アダプタで挟み込む「クランプ」の2通りの方式に対応する。グロメットの場合は、穴さえ空けてしまえば支柱をハンドスクリューで締め付けて完了となり、設置そのものが簡単。固定の強度も高い。


固定の強度が高い「グロメット」、アダプタで挟む「クランプ」の2通りに対応

固定の強度が高い「グロメット」、アダプタで挟む「クランプ」の2通りに対応。こちらはグロメットで固定したイメージ。実際のグロメット固定では、机に穴を空けなくてはならない



一方で机やテーブルに穴を空けるのに抵抗がある場合、もしくはスチールデスクのように穴を空けるのが困難な場合などは、クランプを選ぶことになる。クランプ用のアダプタを組み立てなくてはいけないが、説明書を読めば10分もかからない。気をつけたいのは、支柱とアダプタの結合部。液晶モニタの負担が日常的にかかる部分だけに、付属の六角レンチでしっかりと締め付けておこう。


クランプで固定する場合、まずアダプタを組み立てる

クランプで固定する場合、まずアダプタを組み立てる。挟む厚さは机の厚みに応じて2段階に調整可能だ。支柱とアダプタの結合には六角レンチ(同梱済み)を用いる。しっかりと締め付けよう



グロメット/クランプともに、机・テーブルの厚さは20~60mmまで対応する。今回、クランプで設置した机の厚みは28mmで多少薄いサイズだったが、タイトに支柱を固定できた。支柱を取り付けたら、あとは旋回アーム、スプリング内蔵アームの順で装着していく。結合したらそれぞれ六角レンチで締め付け、モニタを取り付ける前に実際の動きを確かめておこう。

クランプで支柱を机に固定したところ

クランプで支柱を机に固定したところ。今回設置した机は28mmと薄型だったが、安定度は十分だった

固定した支柱に旋回アーム、次にスプリング内蔵アームの順で装着

固定した支柱に旋回アーム、次にスプリング内蔵アームの順で装着。アーム同士の装着部分は「カチッ」とはめるイメージで簡単に結合され、六角レンチで結合部を締め付けられる

モニタ/電源ケーブルをスッキリと収納できる

モニタ装着の前に留意したい点がある。「EM35136」は、最適な荷重範囲を2.5~4.5kg(ベストは3.5kg)としている。この重さを考えると、19~22インチ相当のモニタがストライクゾーンとなる。今回装着したのはアイ・オー・データ機器の19インチ液晶「LCD-AD191XB2」。スタンドを外した状態の重さは4.6kgで最適荷重範囲をわずかに超えるため、付属のレンチでスプリングアームのテンションを調整した。テンションをきつくしておかないと、重さに耐えられずに液晶が自然と下がってしまうからだ。同様に2.5kgより軽い場合は、テンションを緩めておく。


「EM35136」のスプリングアームは、最適な耐荷重範囲を2.5~4.5kgとしている

「EM35136」のスプリングアームは、最適な耐荷重範囲を2.5~4.5kgとしている。今回用いた液晶モニタは4.6kg。アームが的確なテンションを保つために同梱のレンチを用いて「+」(逆時計方向)に調整した



次に液晶モニタのスタンドを外し、VESAマウントにモニターマウントを装着。結合部分は金属上のボールとなっていて、この仕組みによってモニタのチルト(前後フリ)、パン(左右フリ)、ローテーション(縦横回転)といった自在な動きに対応する。また2つのアームにはそれぞれ、モニタ/電源ケーブルを収納できるスペースがあり、スッキリと束ねてまとめられる。宙にモニタが浮いた状態でも、だらしなくケーブルが垂れ下がることがないため、取り回しも非常に良くなる。


液晶モニタのVESAマウントに装着

液晶モニタのVESAマウントに装着。結合部は金属製のボールとなっており、この構造が動きの自由度を高めてくれる

クランプでの設置が完了

クランプでの設置が完了。アーム部分にはモニタ/電源ケーブルを収納できる仕掛けがあり、スッキリとまとめられて便利。空中に浮かんでいても邪魔にならない



オフィスでの手軽なデュアルモニタ構築はもちろんのこと、個人利用では小型サイズのテレビを取り付けるなどの用途も考えられる。初めて液晶モニタを購入したい人にとっても有力候補の1つといえるだろう。フレキシブルな動きは、以下に掲載した特長動画を参照してほしい。


手軽にデュアルモニタ環境を構築できるのが強み

手軽にデュアルモニタ環境を構築できるのが強み。自由な動きは動画をチェック!

(文・写真=SPOOL

※ 本記事は執筆時の情報に基づいており、販売が既に終了している製品や、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。


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モニターアームの選び方

モニターアームの選び方

モニターアームの利点や種類、取り付け方法などを紹介した特設ページもご覧ください。

●Chen-Source社 概要
2つの方式でデスクに固定できるアームなど、機能性に優れた製品を取り扱っております。
メーカーウェブサイト:http://www.chen-source.com/

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