採用事例

Case Study

Synologyラックマウント型NASストレージ 株式会社モンテール様

Windows Server 2003リプレースを機に、
ファイルサーバをSynology RS814RP+に統合

株式会社モンテールは、シュークリームやロールケーキなどのスイーツを製造販売する、今年で創業60周年の洋菓子メーカー。自社で作る低温殺菌牛乳や新鮮な卵を使って銅釜で炊き上げる自家製カスタードなど、素材や製法にこだわった商品づくりを展開。おいしさへの追求はもちろん、添加物を極力削減する等の安全・安心面、さらに食シーンの提案などスイーツの楽しみ方も追求し、おなかだけでなく心も満たすスイーツづくりを目指している。

株式会社モンテール

機能を考えればコストパフォーマンスが良いので、Synologyを選んだ

「Synologyを選んだ理由は、コストパフォーマンスに優れていたからです。」株式会社モンテール 総務部情報システム課係長 奥谷氏は、その理由を簡潔に話してくれた。

「勿論、法人モデルでありエンタープライズで使用する事を前提としたNASとして高機能であるのに価格が抑えられている事が製品決定の要因のひとつになったと言う事です。NASと一口に言っても様々なモデルがあり、部門内では独立したコンシューマモデルのNASを使っていたりしますが、全社で使用しているファイルサーバとしては民生品を使用するのは不安があり、きちんとしたエンタープライズ製品から選定を行ったのですが、Synologyは予定していた1台の値段で2台買えたコストのインパクトがありました。」

全社使用のファイルサーバとしては、やはりそれなりの機器と機能を求める必要があったが、それだけの機器と機能を持っていながらも安いSynologyに出会えたのは、実はネットの検索からであったとか。総務部情報システム課 大山氏が導入に至るまでの話を説明してくれた。

「3.11震災の後にBCP 対策を考える必要性が出て来ました、当時はまだ総社事業所(岡山)が無かったので現実的には外部に委託せざるを得ない状況だったが、メインを本部機能のある八潮に置き、バックアップをどこに置くかと言う方向で検討をしていました。」

株式会社モンテール 総務部 情報システム課 大山英治氏、総務部 情報システム課 係長 奥谷淳史氏

クラウドサービスの利用検討からSynology製品へ

「対象のファイルサーバはWindows Server 2003であったため、容量不足とサーバの保守切れによりリプレースの必要性が出て来た中で、いっその事クラウドに持って行く事も検討しました。」

情報システム部門としては、やはりクラウドと言うのは真っ先に検討するべき課題だったようで、クラウドに移行するメリット・デメリットについて具体的なクラウドサービスを検討したと言います。

八潮事業所 併設直売店

「最初にクラウドで3社ほど検討をしました。コストは申し分なかったが帯域には不安がありました。現在の株式会社モンテールは、主要拠点である(埼玉)八潮事業所、(茨城)つくば事業所、(岐阜)美濃加茂事業所、(岡山)総社事業所間は、10Mbps保障のIP-VPNを使用して接続しており、クラウドサービスではインターネットVPNとなり、帯域を保障してくれない為、業務系の複雑にリンクしたファイルでは開くのに時間が掛かると言った危険を感じました」

「ファイル間のリンクを減らして、ファイル置き場としてのファイルサーバを共有するよりも、システム化を進めるべきかと思いましたが、ちょうどその頃に岡山に事務所が出来た事で、東と西で分けた拠点化によるBCP対策が出来るようになり、クラウドよりもオンプレミスでリプレースを行う事としました。」

クラウドサービスの利用検討からSynology製品へ

ファイルサーバ Windows Server 2003のリプレースから

「Windows Server 2003をファイルサーバとして長く使用しており、そのリプレースとしてのファイルサーバなので、当初はWindows Storage ServerベースのNASサーバを検討しました。」

Windows Server 2003は、2015年7月15日がサポート期限となっており情報システム部門としては、大きなリプレースが必要となる頭が痛い問題だ。株式会社モンテールでは、この Windows Server 2003をファイルサーバとして動かしていた為、リプレースが必要となりWindows Server 2012へとActive Directoryを含めて大掛かりな移行作業を行っている。この移行時にBCP対策機能も含めてNASサーバの選定が行われたと言う訳だ。慣れ親しんだWindows Server機によるファイルサーバだったので、リプレースも当然 WSS(Windows Storage Server)から検討したが、

「Active Directoryサーバーのシステムバックアップ用ストレージとして購入したWSSのNASサーバは、最初のセットアップ時にアップデートが掛かり何日もアップデートが実行されたままだったりして、直ぐ使いたい時に使えないと言う事があり、非常に印象が悪くなりました。」

「その頃にちょうどテストも兼ねて部門用として購入した Synologyはセットアップが簡単で全く問題無く使い始める事が出来ましたし、画面の使い勝手なども良くてとても高評 価でした。その為、他のNASサーバを検討するまでも無くファイルサーバはSynologyに決定しました。」

確かに、Windowsベースの方が、GUI画面の使い勝手が簡単便利と言うイメージを持っておられる方は多いでしょう。しかし、LinuxベースであるSynologyにWSSに負けない使い勝手の良さありとは、ユーザーに教えて貰った気分です。

ファイルサーバの移行は問題無く終了

「Windows Server移行により、Active Directoryはフォレスト・ドメイン名を同じまま更新しました。AD更新は大変な作業となりましたが、ファイルサーバの方は事前にAD連携の確認を行っていた事もあり特に問題無し。ファイルの移行作業は、全ファイルをコピーして持って行く事で実行しました。」

AD更新作業と聞くと、それだけで大変な作業を想像してしまうが、ファイルサーバの方の移行は全く同じUNCパスへと移行を行い、利用者には特に作業詳細を告知せずに定期メンテナンスで実行してしまったと言います。

八潮事業所 併設直売店

「ファイルサーバの移行作業用として、FastCopyと言うフリーソフトを教えて頂き使用しました。ACLを含めての高速コピー以外にも差分のみ上書きする機能があったり、スロットル調整が出来たりするので、夜中に少しずつ負荷の影響を見ながらファイルを転送して、最後に最終差分を更新しました。現場からのクレームは全く無しでした。」

ファイルサーバの移行で頭が痛いのは、ファイルを同じ形で持って行く作業でしょう。AD連携していると言っても、エクスプローラからドラック&ドロップしてのコピーでは ACLが抜けてしまうため、ACL情報を保持してファイルをコピーしてくれる仕組みが必要になります。FastCopyはフリーウェアですが、NASサーバ移行用に作られたのかと思うほどに、この様な用途に非常に良く出来ています。

「ファイルサーバは結果として容量が100倍近くになりました。このコストでこれだけの容量を使える事が出来るのは非常に良い結果となりました。一部業務システムが書き出すパス名に日本語が含まれており、Windows Serverの頃にタスクスケジュールからバッチ起動で削除していた処理が、Synologyになりタスクからのシェル実行への移行で上手く行かない部分があった。WindowsのバッチからLinuxのシェルへの移行は少し敷居が高いと感じた。」

この問題は、日本語を含むファイルパスを操作するシェルを、SynologyのテキストエディタからUnicode(UTF-8)を指定して保存する事で、その後解決しました。

Cloud Stationにより東と西でファイルを同期

「ファイルサーバをSynologyとして、八潮事業所と総社事業所間でファイルのレプリケーションの環境がSynology提供機能 Cloud Stationを使用して簡単に実現出来ました。また、八潮事業所側はやはり提供機能であるSHA(Synology High Availability)を使用して2台のRS814RP+を冗長構成として、より安全性を高めています。この様な拡張機能が簡単に使えるのもSynologyの良 い所ですね。」

Synologyについての感想を求めると、奥谷氏も大山氏も口を揃えてSynologyのソフトウェアの充実を特に褒めて下さいました。確かに、かつてのNASサーバのイメージとしてはファイル共有の置き場であり、¥(エンマーク)を2つ続けてからサーバ名を入れてエンターで、ファイル置き場へアクセスしてただけでした。情報システム部門の人にとっては、レプリケーションやHA等の実装が内蔵されている事の簡単さが実感出来るのかもしれません。

Cloud Stationにより東と西でファイルを同期

Synology DiskStation Manager機能を使い倒せ

「中央管理システム(CMS)も使用しています、これからSynologyが増えて行く事で便利に利用出来ると思ってます。また、今後の外部業者との文書のやり取り等にQuick Connectを使用しようと考えています。外部ともファイルやドキュメントを一元管理出来るので、これからのシステム更新による業者との仕様書等の文章のやり取りや管理に期待しています。」

最終的な満足度を聞くと、大山氏は、「Synologyは価格の割には容量があって良い、ファイル容量整理の警告などの管理が非常に楽になった。また管理画面が非常に分かり易い。ブラウザベースだが何がどこにあるのか直ぐに分かる。機能が多くてどこまで試せるか楽しみだ」と笑顔で答えてくれた。

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Synology製品のご紹介
RackStation RS814RP+
製品の詳細
Synology製品情報
大規模企業向けから一般家庭向けまで、データ管理・共有を容易にするNASサーバーを幅広くご用意しております。

●株式会社モンテール 概要
1954年に創業。「おいしい・やさしい・たのしい」をキーワードに、「おやつの時間のワクワク」をお届けする洋菓子メーカーです。洋菓子の主原料となる牛乳と卵の産地に近い産地直結型工場で、地元の新鮮素材を使用。また、全国に3か所ある工場(茨城、岐阜、岡山)は、HACCP に対応し安全・安心を追求しています。主な販売先は、スーパーマーケットやコンビニ等となります。
ウェブサイト:http://www.monteur.co.jp
●Synology社 概要
Synology(シノロジー)社は、2000年に設立し、性能と信頼性に優れ、環境にやさしいNASサーバーを開発しており、幅広い製品ラインナップを取り揃えております。手軽で効果の高いソリューションと、信頼できるカスタマーサービスを通じて、すべてのユーザーに多用な選択肢を提供しています。
メーカーウェブサイト:http://www.synology.jp/

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